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いじめと学校との戦い(12)

2020/ 09/ 11
                 
約束の後、NO.2と真っ暗な長い廊下を歩きながら昇降口へと向かった。

そこで、NO.2が口を開いた。

「実は赴任してきたとき、校内で物が無くなるいたずらが絶えない状況でした。

職員室でも色々と無くなっていたんです。

そこで、各部屋に鍵をつけることを提案しました。

しかし、多くの先生に、「生徒を疑うなんておかしい。」と反発されました。」

すかさず私は、

「そういう問題ではなく、現実に物が無くなっていること、学校以外でやったら犯罪であること。

いや、学校内だって本来は犯罪です。

それを教えるのが未来の犯罪を防ぐ手立て、それをするべきではないですか。」

「反対を押し切って、各部屋に鍵をつけました。

それでもまだ、体操服などの紛失が報告され続けています。」

「大変ですね、先生の考えに共感し、応援しています。」

そう言い残し、学校を下校した。

何十年ぶりの下校だろう、しかも夜10時を過ぎている。

先生方には、申し訳ないと思いつつ、家路についた。

翌朝、嫌な予感が当たった。

つづく
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